
小説家って、なんだろう。
今後、文章で情報を摂取する人はますます減り、モノカキ業は厳しくなるだろうけど、文章で情報を摂取できる人の優位性は高まるんじゃないだろうか。文章を読めると濃縮された質の高い知恵を効率よく吸収できるし、昔の叡智は文章からしかほぼ得られない。読む力は鍛えておきたい。
金儲けのために本当のフリした嘘が溢れ返る場所で、嘘だと宣言して吐く嘘ーーフィクションには何ができるんだろうって考えた。 本当のフリをしていたら書けないところまで書くことかなと思う。フィクションという構えでしか書くことができない「本当」を拾い上げる。 ボリス・ヴィアンの『心臓抜き』に出てくる男のように、人々が自身の恥を投げ捨てる川に住み、顔を汚して川底から黄金を拾い上げる。誰もその黄金で物を売ってくれないけれど。
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昨日家でものすごい辛い唐辛子を思い切り噛んでしまい、吐き出してうがいした後も痛すぎて焦りながら、カプサイシンは脂溶性だから牛乳…これ低脂肪乳!ヨーグルト…無脂肪!油、油、オリーブオイル!!寒くて固まってる!ちょうどいい!!…とオイルの塊を舌に塗り塗りして治った。化学知識、大事。
なんでわたしは、たくさんの人に小説を読まれたいとか、たくさんの人に小説家として認められたいとか思っちゃうのか。わたしひとりがわたしを保証して、それだけで満ち足りたい。「わたしは小説を書いていていい」と、わたしの言葉だけでわたしを納得させたい。
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またブランディング迷子。わたしはどの方向に進めばいいのか…と考えているうちに、わたしがいろんな人に「寒竹泉美はどうしたらいいと思いますか?」ってインタビューしまくるという斬新な企画を思いついた(笑)
