第1話 クロエ荘のお正月 はこちら。 梅雨はどこへいったのか、外はすっかり夏の日差しだった。彩美は何もする気…
大文字山にうっすらと雪が積もっていた。もう昼過ぎだからほとんど溶けてしまったのだろう。木の生えていない大の字…
おもちは毎日朝5時から鳴き始める。釣り目の強気な顔に似合わず、にゃーにゃーと憐れっぽい声で鳴く。寝室のある二階…
※第1話から読みたい人はこちら。 寒竹泉美(小説)・竹田あやこ(薬膳監修) もう4月が近いというのに、雪が…